【ハサミ】に想いを込めて。

どもー『横浜 美容師』 アライです。

3月、早くも終盤に差し掛かり急速に季節の変わり目に移っています。

そんな初春になんとなく思ったことを書いてみようかなと…

『ハサミ』

美容師ならば当然誰もが持っている、大事な商売道具です。

多くのメーカーがあり、値段もピンからキリまで

まさに美容師それぞれがこだわりを持って使っているものです。

そんな『ハサミ』

アライの一番の愛機はコチラ

『ヒカリ社製 RAYコスモス』

まぁ、商品名を出したところでなにそれ？な感じですが。笑

このハサミは母親から受け継ぎました。

新井家は両親ともに『理容師』であり…そのDNAの結果？（笑）なのか、

物心ついた頃には自分も『とこやさん』になると決めてました。

高校卒業後に専門学校へ通い理容師免許を取得し、その後美容師免許も取得し『ダブルライセンス』で活動をしております。

いまとなっては『とこやさん』ではありませんが《理・美容業》という同業者として親と同じ道を歩んでるのは、必然だったのかもしれません。

で、ハサミのおはなし。

いつだったかはうろ覚え…たしか就職したあとだったかな？

母親からさっきのハサミを譲り受けました。

「良かったら使って。」

そんな感じだったと思います。

サラっとした感じでしたが、

商売道具を引き継ぐということは当時の自分にはとても重く、今でも感慨深いものがあります。

母親は今も現役で『ハサミ』を握っています。

1人で店に立ち、昔ながらのやり方で仕事をしていると思います。

もう何年もその姿はみていませんが、子供心に見ていたその様子は今でも目に浮かびます。

そんなDNAが込められたハサミはどんな高価なモノよりも大切でいまでも愛用してます。

何回も何回も研ぎ、本来の形や大きさからはだいぶ変わってしまったかな…。

けれど、このハサミを握ると初心というかまだまだ頑張らねばという不思議な気持ちに苛まれるのです。

そろそろ研ぎに出さなきゃな。

この道具を使っていて、ふと「あ、たまには仕事の話でも母としてみよかな」と思った次第でした。

【ハサミ】に想いを込めて。

まだまだ上手くなりたいと思います。

さ、また頑張ろう。

たまにはこんな感じで…

では。

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終。

2018年 3月 19日 11:25 PM