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ヘアカラーに関する報道への新井的私見と考察。

アライです。
先日、こんな情報がニュース番組やネットで報道されました。

  
毛染めで皮膚トラブル相次ぐ 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20151023-00000478-fnn-soci
様々な論議が飛び交っておりますが…

今回の記事の中で特筆すべきはやはりココでしょうか。

サロンカラーとホームカラーの違い。

安心・安全 への 考え方。

当然、サロンで行うカラーリングは私たち美容師がプロの視点でカウンセリング 薬剤選択 塗布 をおこないます。

それは、お客様それぞれの髪質 状態はもちろんですが 肌質や体調など 全てを加味したうえで施術をしています。

そのために、
数百種類のカラー剤

   
 
(写真は使用してる薬剤のごく一部ですが…)
出したい色味を叶えるため。でもありますが、ダメージや頭皮トラブルを防ぐために濃度や脱色力などのコントロールをおこなうためでもあります。

さらには、
頭皮の保護クリーム。

  
敏感肌の方 だけではなく 体調や ストレス さらには ホルモンバランスなどで頭皮の状態は大きく変化します。

zectでは、こういったアイテムを駆使しお客様へのカラーリングを施術しています。
では、ホームカラーはどうでしょうか?

もちろん、ドラッグストア コンビニ などで誰でも入手することができ、気軽にカラーリングが楽しめます。

安価でお手軽。

美容室へ行く時間がとれなくても自宅で出来る。

たしかに魅力的。

ですが、市販薬は誰でもが簡単に出来るというのが前提で作られており、実は美容室で使っている薬剤よりも処方が強く設定されていることが多いです。

それは、髪の毛に与えるダメージはもちろんですが塗り方によっては頭皮や肌にも影響を与えます。
美容師はお客様に技術を提供出来るようになるまでに何度も何度もトレーニングを繰り返します。

それは、お客様の安心と安全を守るためでもあります。

こと、カラーリングに関していえば、

髪の毛を診断した上で…

的確な知識で一人一人に合った薬剤を選択する。

頭皮に薬剤が付着しないように生え際を塗る。

新生部(新しく生えた所)と既染部(元々カラーリングをしている所)の適切な塗り分けをおこなう。

カラーリング後も頭皮・毛髪の状態に合ったアフターケアのアドバイスをおこなう。

などなど…

多くの要素で安心・安全・高品質 を提供出来るように取り組んでいます。

今回の報道で、特に 安心・安全 の部分を改めて熟慮していただいて…

私もカラーリングを含めた、素敵なヘアデザインの提供に努めていきたいと思います。

ヘアカラーリング ヘアデザインは無限大☆

みなさんの生活の中に綺麗で上質なヘアデザインがありますように…

終。

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