真鍋へ。

『横浜 美容師』 アライです。

この記事は彼に捧げます。

『真鍋遼太郎』

彼のために記事を書くのは2回目です。

ライオンズ美容師に捧げる。

まさか、こんな形で2回目を書くことになるとはね…。

2/2 彼は 34歳で逝去されました。

あまりにも突然のお別れです。

バカヤロウです。

月曜、脳出血で倒れ意識不明で昏睡状態にあると報を受け

「そんなアホな話あるか！？、ついこの前まで飲み行ってるツイートしてたじゃん！」

と全く信じられませんでしたが様々情報が入ってくるたび、現実として受け入れざるおえませんでした。

そんなにわかには受け入れがたい現実と、

不謹慎ながらまたアイツのことだから…笑と思ってしまう非現実が入り混じる数日を過ごしましたが、

彼は逝ってしまいました。

彼との出会いは4年前。

マルチバースという、美容師オンラインサロンで一緒になったことがきっかけです。

ただ、これはあくまで現実に出会ったというところで

実はそれよりも前から彼にはツイッター上でネトストされていたようです。

「ずっと見てました」

「あの時〇〇さんとどこどこ行ってましたね！？」

とか、言われたらそりゃキモいです。

「こいつ、ヤバいヤツだな」

と思って近付かないようにしていましたが、程なくして僕らは仲良くなってしまいます。

それは、

『プロ野球が大好きだから』

自分はベイスターズ 、彼はライオンズを贔屓にしお互いにとことんマニアックで

美容師のセミナーや飲みの席で一緒になった時、「最近どう？」はそれはもちろん自分たちの贔屓チームのことでした。

プロ野球好きの美容関係者の会『JBBA』を発足させた時、めっちゃ喜んでくれたよね。

今は60名を超える会員が野球だけの話をする掃き溜めみたいになってて、メンバーの誰もが野球愛で溢れるコミュニティーになりました。

あの会を盛り上げてくれた君のおかげかもね。笑

サロンをいくつも転々としたり、

オンラインサロンで出会った女性と結婚していきなり大阪に転居したり、

『無職』とずっと言い続けたり、

ツイッター上で荒ぶってたり、

…本当話題に事欠かない男でしたね。

思い出せばキリがありません。

最期まで、そんなネタにするような生き方しなくて良かったのに…。

本気で怒ったこともあったね笑

いつもオンライン上にいて、

ツイッターではすぐにリプが返ってくるし、フェイスブックやインスタにはすぐにいいねを押してくれてたのに、今なんのリアクションもないのは違和感でしかないよ。

「真鍋〜」とLINEすると1分以内に「はい！」って返信が来て、何かお願いすると「番長のためならば！！」とふたつ返事ですぐになんでもやってくれたよね。

俺がベイスターズファンでハマの番長 三浦大輔ファンだから、君はずっと「番長、番長！」って呼んでくれてたから、未だに色んな人が俺のことを「番長」って呼んでくれるよ。

けど、一番「番長」と呼んでくれた君が居ないなんてどういうことなんだろうね。

「日本シリーズで会いましょう」

って事あるごとに話してたけど、一緒に見る夢は叶わなかったなぁ。

君が、奥さんの次に愛してやまなかった西武ドームの売り子 なみこさんにも連絡つけといたよ。

「番長、流石っす！」

って声が聞こえる気がするよ。

まだ俺はこっちでやりたいこと沢山あるし、野球も沢山観に行きたいし、

なにより君と約束した

ベイスターズとライオンズの日本シリーズを見届けなきゃいけないから

まだまだそっちには行けないけど…

いつかそっちに行った時はすぐに飛んでこいよ。

そんで、

「番長、おつかれっす！！」

って言ってくれよな。

真鍋、今までありがとう。

安らかにね。

新井真悟

2019年 2月 3日 9:01 AM